iSIN導入企業

アプリ開発サービス『iSIN(イシン)』データ調査、店舗アプリの利用は営業時間外が24%!?アプリがもたらす地域DXとは

営業時間外利用44%、深夜利用6.71%。1日あたり1人平均1.43回の起動。店舗アプリが非ビジネスアワーに“生活密着度”を作り出す地域企業のアプリとは?

 

私たちは、アプリ開発サービスであるiSINを利用する多様な地域企業のアプリに記録された、顧客の「生きた」行動を膨大なアクセスデータを保有しています。

このデータから見えてきたのは、もはやアプリが単なる販促ツールだけでなく、24時間365日、顧客の生活と共にある「デジタルインフラ」へと進化したということでした。


サマリー:データが示す3つの驚き

①「非」営業時間こそが宝の山

全アクセスの24%が営業時間外に発生。顧客は、企業が「休んでいる」時間にも、アクティブにアプリにアクセスしていることがわかりました。

②深夜・早朝は「隠れたゴールデンタイム」

深夜帯(23時〜5時)だけでも6.71%の利用率を記録しています。(今回サンプルとして抽出したアプリ運用企業は上記時間帯に実店舗は営業していません。)一般的なECアプリ(3-4%)や金融アプリ(1-2%)を大幅に上回る数値であり、ユーザーが自社アプリをそれらの時間帯に利用している興味深いデータです。

③1日3回のアプリピークタイム

ユーザーの行動は「朝」「昼」「夕」の3つの明確なピークを形成。顧客の生活リズムに合わせた情報発信が、エンゲージメントを最大化する鍵となります。


1. 時間帯別アクセスが明かす「顧客の24時間」

私たちはユーザーの時間帯による行動を探るため、24時間のアクセスデータを解析しました。

このデータは、単なるアクセスの多さを示すものではありません。顧客がいつ、どのような情報を求めているのか、その「インサイト(深層心理)」を読み解くための羅針盤です。

朝 (6-12時) 23.2% 通勤・始業前の時間出勤前の情報収集や家事育児を行うしゅふの情報収集/活動と推測

昼 (12-17時) 33.5% 休憩・移動時間昼休みや移動の合間に、実店舗での利用やサービス予約など店舗運営と直接的な活動が中心と推定

夕・夜 (17-22時) 33.6% 最大アクセス帯。アプリデータに含まれる業種では日中よりも繁忙時間帯であり、実店舗利用を中心としてアクセスされていると推定。

深夜 (22-6時) 9.7% リラックスした時間での情報収集に用いられていると推定。

2. 3つの「ゴールデンタイム」を制する者がビジネスを制す

アプリ開発サービスiSINのデータは、1日の中に3つの主要な活動ピークが存在することを示しています。これらの時間帯を理解し、適切なアプローチを行うことが、顧客エンゲージメントの鍵となります。

🏆 アクセスピーク TOP5 と 付帯推測情報

1位18時 8.07% 地域では始業時間が10時より前であることが多いと推定し、帰宅直後の時間帯

2位12時 7.70% 昼休みの時間帯利用 と推測

3位19時 7.31% 帰宅後の情報収集 と推測

4位13時 7.22% 午後の業務開始前 と推測

5位17時 6.73% 退勤直前/直後の帰宅に向けた行動と推測

朝のピーク (9-11時): 16.9%

特に性別による偏ったユーザー傾向が強く、日中活動に向けた利用と想定。

昼のピーク (12-14時): 21.6%

昼休みの短い時間を使った、最も効率的な情報収集の時間。

夕方のピーク (17-20時): 28.7%

1日で最大のアクセス集中帯。 プライベートな時間での利用が最も活発化。

これらのデータは、顧客が「企業の都合」ではなく「自分の生活リズム」に合わせて行動していることが改めてわかるデータとなりました。

3. 深夜利用6.71%が証明する「24時間インフラ」としての価値

特筆すべきは、深夜帯(23時〜5時)の利用率が6.71%に達する点です。これは、単なる「夜型」ユーザーの存在を示すものではありません。多様なライフスタイルの顧客にとって、アプリが時間を問わず信頼できる情報源として機能していることを意味します。

🆚 業界別アプリ深夜利用率との比較

  • 一般ECアプリ3-4%(-2.7〜3.7pt)
  • 金融アプリ1-2%(-4.7〜5.7pt)
  • ニュースアプリ5-6%(+0.7〜1.7pt)

今回iSINでピックアップしたアプリは、すべて実店舗を運営する企業アプリ(ECを含む)であり、SNSアプリのような「暇つぶし」利用をしていることは考えにくいのではと考えています。iSINのプラットフォームでは目的を持った利用が深夜帯でも高い水準で維持されているとも考えられます。これは、地域ビジネスのアプリが、営業時間外にも実はタッチポイントを有している「365日24時間働き続けるインターフェース」の領域に達しつつあることを示しています。

 

4. アプリ利用に世代差はない

アプリ開発サービスiSINは地域企業に強みを持つサービスであることから、「若い人だけがアプリを使うのではないか?」というご質問を多くいただきます。地域の世代別分布は首都圏と比較すると高齢化していることからも頷ける質問と言えます。

🎂 iSIN年代別ユーザー構成比

40-50代のアプリユーザー 38.3%

60代以上のアプリユーザー 23.2%

特に、購買意欲が高く、企業のロイヤルカスタマーとなりうる40代以上の世代や、これまでデジタルディバイドが課題とされてきた60代以上のシニア層が、一般的なアプリの構成比を大幅に上回っています。これは、iSINが提供するアプリが、地域企業とともに歩む特色を表しており、また地域においても世代を問わずアプリが受け入れられていることを示すものです。

結論:iSINへの膨大なアクセスが示す「地方DXの成功方程式」

事実1:顧客は24時間活動している

営業時間外のアクセスが24%を占め、深夜でも6.71%が利用。顧客接点の創出に「時間」の制約はありません。営業時間外にもユーザーと対話する不眠不休の味方、と言えるかもしれません。

事実2:生活リズムに合わせたアプローチが不可欠

「朝」「昼」「夕」の3つのピークを捉えることで、顧客とのエンゲージメントは飛躍的に向上します。運用において、配信の出しわけが面倒さをもたらすことはわかりますが、最もユーザーとの接点を持ちやすい時間に目的によって配信を出し分けることが成功への近道といえます。

事実3:全世代がデジタルの恩恵を求めている

60代以上が23.2%を占めるデータは、「シニア層はデジタルを使わない」という固定観念が過去のものであることを示します。

アプリ開発サービスiSINを用いてアプリを運用する当社クライアントでは、地域企業が今までの固定観念から脱却し、シニア層を含む自らの商圏ユーザーとデジタルを通じた対話、ユーザーの行動時間の把握/アプローチをすでに実現しています。是非これらインサイトを参考にしていただければと思いますが、まずは 知恵を社会価値に変換し、地域をエンパワーする ミッションとする当社に気軽にご相談ください。

データ出典
分析対象: iSINのアプリ開発プラットフォームを利用する複数企業の匿名化されたアクセスデータ※個人を特定するデータは含まない
分析期間: 2025年某日の24時間
分析手法: 時系列分析、クラスター分析、比較分析
信頼性: 実測値に基づく高精度分析

「リプレイス検討しているが、自分たちにフィットする先が見つからない」

「アプリを導入したいが、何から手を付ければいいかわからない」

「担当者に専門知識がないので運用が不安」

私たちiTANは、こうしたお悩みを抱える地域企業を数多くサポートしてきました。長年培ってきた“地域に根ざす強み”を活かしながら、新しい価値を紡ぐ――

iSINは、その第一歩となる “使いやすく続けやすい”アプリ を実現します。

<アプリ開発サービスiSINの4つの強み>

①SaaSの手軽さで始めて、スクラッチの自由度へ育てる

豊富な機能が優れたユーザー体験を提供できるアプリを形にします。iOS/Android はOSアップデートに合わせて自動更新されるので保守も安心です。また、自社独自のUIや機能連携などをコストを抑えて実現できることも特徴です。

②誰でも触れる直感的管理画面

プッシュ通知、ニュース、クーポンの配信など、管理画面上から簡単に行えます。

予約配信や自動連携もできるため、ITに不慣れなご担当者でも負荷を最小化できます。

③10,000 通り以上のプッシュ通知で“刺さる”マーケティング

シナリオ配信・ディープリンク連携・チャネル横断リーチによって、ユーザーごとに最適なタイミングでメッセージを届けます。

④カスタム可能なデータ連携と高度分析

行動データをリアルタイム可視化するダッシュボードに加え、GA4・AppsFlyer・基幹システムとも連携可能。スピード感あるPDCAで施策効果を最大化します。地域に強いデータが集約された当社データによるコンサルティングも可能です。

<iSINのオススメ機能>

クーポン配信

登録時限定タイプ、ポイント交換タイプ、セグメント別など柔軟に設定が可能。販促効率を高めます。

お知らせ

メンテナンス情報やアンケート、最新情報をセグメント配信。情報伝達を確実に行います。

ポイント管理

ログイン、来店などユーザー行動に応じてポイント取得、利用が行えるから、アプリの利用率を促進させます。POS連携など、状況に合わせた付与方法も検討が可能です。

コンテンツ配信

自社が持つメニューやチラシの配信としても、また予約目的での利用にも使える汎用性の高い機能です。iSIN予約管理機能とも連動可能です。

まずはお気軽にお問い合わせください!

最短 0 営業日で担当よりご連絡させていただきます。


会社概要

■会社名:株式会社iTAN

■設立日:2018年11月9日

■代表:倉田峻良

■所在地:

本社:〒110-0005 東京都台東区上野3丁目15-7
秋葉原LABO:〒110-0016 東京都台東区台東1丁目24
人吉オフィス:〒868-0012 熊本県人吉市相良町4-2

■事業内容:

アプリ開発サービス『iSIN』の提供・運営
DXソリューション事業

■お問い合わせ:https://itans.jp/contact

地域企業の“変わりたい”を、iSIN でカタチに。

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