[DX事例]島根県への移住相談が即できる。バーチャル会場へようこそ

DX地方PJ開発事例

しまね移住ワンダーランド

島根県内の全市町村が参加するバーチャルイベント

島根県が東京や大阪などの大規模会場で開催していた年に1回の大型イベントを、完全オンラインでバージョンアップして開催!

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、対面でのイベント開催ができない状況を受け、島根県への移住・定住を支援するふるさと島根定住財団がオンライン開催を決定。島根の人と話せば島根の良さがわかる、をオンラインで実現した本イベントは、イベント会場にアクセスした瞬間から島根県の人に“つながる”バーチャル会場として開発を行いました。

ゾーンを移動するたびに、会いたい人にすぐ会える

コロナの流行をきっかけに、多くのイベントがオンライン化していました。自治体が主催する移住イベントについても同様で、その多くが、事前に面談予約をし、指定された時間に1対1での面談形式で行われていました。

「しまね移住ワンダーランド」では、動画ツールWherebyを利用し、「今誰がきているのか」「どんな人がいるのか」をしっかり見えるようにしました。リアル会場さながら会場内を「ゾーン」に分け、参加者が訪問したいゾーンを訪れると動画接続され、来場者の雰囲気がわかります。

外部システムと連携し、参加者情報も検索

当イベントでは、市町村などのブースに来場者が直接訪れることができ、気軽な出会いが期待されます。各ブースへの訪問が自由にでき、事前予約不要であることもご好評でした。そのため、ブースに訪れた人がどんな方かを把握するために、参加者情報の検索システムと連携。Wherebyと連携し、表示名で検索をすると、事前登録した参加者のエントリー情報を閲覧できるようにしました。
ブース出展者にとっては会話の糸口がつかめ、参加者にとってはコミュニケーションの重複を省き、本題に入りやすくすることで時間の短縮に繋がります。

バーチャル会場の全体像

<動画接続が行われる相談エリア>

1、ゾーン

会場全体のMAPから各相談ゾーン(総合案内・市町村・ワーク&ライフ・教育・子育て)に入ると、動画接続が求められます。接続を許可すると、来場者全員の「顔が見える」状態に。リアルのイベントと同様な臨場感を味わえます。

2、ブース

各ブースではリアルの会場と同様に、ブースの相談員が参加者の来場を待ちます。対面でリアルな情報を収集いただきました。

3、個別ルーム

各ブースの中には、個別ルームを用意。ワンクリックで入場でき、個人的なやりとりを行う際に利用。ロック機能もあり、他の来場者の入場を制限する仕組みを導入しました。

<YoutubeLive配信を行うステージコンテンツ>

KAMIARIステージ

イベント当日は、島根県にゆかりのある豪華ゲスト陣が、島根県で暮らす魅力を動画で情報発信。Youtube Liveで当日しか見られないコンテンツを用意しました。

CL:ふるさと島根定住財団
受託元:株式会社イーグリッド&株式会社iTAN